第1回目の観察会は私達の広報の仕方が悪かったためスタッフを含め7名と少し寂しい人数で行いました。当日の干潮時間より4時間ほど前に探鳥会を行った為、まだ干潟が少なく河口部導流堤に今回のテーマの「ソリハシシギ」を含め、他のシギ・チドリやサギ・カワウも河口部、導流堤の上で干潟が広がるのを待っていたので望遠鏡を使っても小さなソリハシシギしか観ることが出来ませんでした。ただ導流堤の1箇所に他のシギ・チドリと一緒に固まっていたので、それぞれの大きさ・クチバシの長さ・形が比較でき、遠いなりに観察出来ました。9時をすぎて観察館内で改めて観察していると徐々に干潟が広がり10時前の鳥合わせ(今日観察した種類の確認)をしていると、観察館前の干潟も広がって鳥も比較的近くで観察出来るようになりました。 観察出来た野鳥 カワウ・ダイサギ・コサギ・アオサギ・マガモ・カルガモ・オナガガモ・スズガモ・ミサゴ・ダイゼン・ケリ・ソリハシシギ・オオソリハシシギ・オグロシギ・エリマキシギ・ダイシャクシギ・ホウロクシギ・チュウシャクシギ・ユリカモメ・セグロカモメ・ウミネコ・キジバト・ツバメ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス 計29種 (近藤) |
9月23日の探鳥会は12時過ぎに干潮時間を迎え徐々に干潟が出てくる状況での観察会になりました。第二回のテーマ(オバシギを観よう)は初心者方には少し確認が難しく、又春の渡りの時期に確認できれば良いかと思います。私自身もオバシギは鳥を見始めて何年かは、よく分からない種類でした。ソリハシシギよりも大きくてダイゼンより小さく干潟の上でもソリハシシギほど激しく動かず、私自身は地味な印象を持っています。見慣れないと分かり難いシギですが今年は10月になっても在る程度の数を確認できています。 観察館から干潟の前に向かう途中松林を通っていくとヤマガラが群れで飛んでいくのが観察出来ました。この時期ヤマガラは松の松ボックリの種を食べているのを観察出来ます。又9.10月は公園内で普段観ることが出来ない野鳥が観察され10月現在でもヤマガラ・カケス・コサメビタキ・エゾビタキ等繁殖を終えた鳥達が松林を飛び回っています。 観察出来た野鳥 カワウ・ダイサギ・コサギ・アオサギ・マガモ・カルガモ・コガモ・オナガガモ・キンクロハジロ・スズガモ・ミサゴ・シロチドリ・ダイゼン・トウネン・ハマシギ・アオアシシギ・イソシギ・ソリハシシギ・オオソリハシシギ・オグロシギ・オバシギ・コオバシギ・ウミネコ・キジバト・ツバメ・ハクセキレイ・カワラヒワ・ヤマガラ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・ドバト 計 32種 (近藤) |
平成18年10月14日 第3回月例探鳥会(アオアシシギを観よう)の報告 |
10月14日の観察会は早朝の干潮時間でしたがまだ干潟が残っていました。 肝心のアオアシシギは前日までは10羽以上が確認できたのですが、当日は23号線庄内新川橋の下で、白く動く生き物?が観察?出来ただけでした。参加者も季節の割に野鳥の数も少なく少しガッカリした様子でした。観察館に戻り松林を何気なく双眼鏡で覗くと松の枝の隙間から、縞々の尾が!場所を替えみんなで観るとチョウゲンボウの幼鳥でした。本人は隠れているつもりか長い時間参加者全員で観察したり、写真を撮ったり充分堪能させてもらいました。 参加者10名 カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、チョウゲンボウ、アオアシシギ、オオソリハシシギ、ダイシャクシギ、セグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ハクセキレイ、カワラヒワ、シジュウカラ、ヤマガラ、コサメビタキ、メジロ、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 計30種 (近藤)
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平成18年10月28日 第4回月例探鳥会(ミサゴを見よう)の報告 |
10月28日朝は肌寒く朝日の当たる場所を選んで干潟の野鳥観察を行いました。 当日は夜中に干潮時間を迎え会開始時は干潟に潮が満ちてくる途中で小さくなった干潟にカモやシギ・チドリが集まっていましたその中でミサゴは当日15羽確認でき大きく広がった水面の上空で魚を探して時折見け豪快に水面へダイブしていました。ミサゴのダイブを見ていると思ったよりも簡単には魚を捕らえることが出来ないと思いました。 カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハヤブサ、シロチドリ、ダイゼン、ケリ、ハマシギ、アオアシシギ、イソシギ、ダイシャクシギ、タシギ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ズグロカモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ヤマガラ、コガラ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ホシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト 44種
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観察館主催定例探鳥会の開かれる時には小さくなった干潟にハマシギ158羽が確認できましたが干潟がなくなると共にどこか得飛んでいってしまいました。他のシギチドリはシロチドリ115羽 ハジロコチドリ2羽、メダイチドリ1羽、ダイゼン70羽、ダイシャクシギ4羽です。他にズグロカモメが3羽確認されました。 先月に比べるとカモも多くなりました。 カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、チュウヒ、シロチドリ、ダイゼン、ハマシギ、アオアシシギ、ダイシャクシギ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ズグロカモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ヤマガラ、ヒガラ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ホシボソガラス 34種
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平成18年11月25日 第6回月例探鳥会(オナガガモを観よう)の報告![]() |
今回も観察会が行われた時には干潟が現れてなく、オナガガモを含めたカモは護岸沿いに集まっていました。護岸沿いのアシ原の中ではオナガガモやヒドリガモが流れてくるゴミの中からエサを探しながら泳いでいました。この日はマガモやコガモの数が少なくなってオナガガモの数が増え1,033羽確認出来ました。シギチドリの仲間はダイゼン・シロチドリ・イソシギ・ダイシャクシギが確認出来、ズグロカモメ10羽、ミサゴ18羽もカウントされました。 ![]() 今回観察出来た野鳥 カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、チュウヒ、シロチドリ、ダイゼン、ハマシギ、アオアシシギ、ダイシャクシギ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ズグロカモメ、キジバト、ツグミ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ヤマガラ、ヒガラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス36種
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